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≪ ドミナスワイン会 2017年 第1回を振り返って≫



テーマ  【モワラール ヴォルネイ特集】

 ご参加の皆様、ありがとうございました。おかげで楽しいワイン会でした!  ブルゴーニュがドンドン高くなってお嘆きの方も多いと思います。  日本市場における、ボーヌの位置づけはニュイの3分の1以下で、  インポーター各社、『 ボーヌはあまり売れないから 』とアイテム少な目です。  でも、僕は実は大のヴォルネーファンで今回のワイン会はとても楽しかったです。  ヴォルネーらしさとは、個性的な主張が少なく、さりげなく入って来て、特筆  すべき上品さと奥深さを持ってます。  ヴォーヌロマネのような突出した果実味やシャンベルタンのようなガッシリ感も  ありません。  ところが、その秘めた力強さは料理によって大きく変わります。  考えに考えた料理でしたが、概ね成功!好評に終わりました。  レジメは己郷が担当、ボーヌの簡単な説明をしました。 『 ワインの評価です 』
1 ヴォルネイ 2004  (オフヴィンテージと言われるが、良い感じの飲み頃。ただし、落ちるのは早かった) 2 ヴォルネイ 2008  (平均的な年とされてて、今飲むと正に平均的。逆にヴォルネーらしさが良く感じられた) 3 ヴォルネイ 1er cru サントノ 2006  (良い年と言われるだけあって、ポテンシャルが凄かった。   飲み頃入り始めの感じで、どんどん美味しくなって、最初に飲み終わった。) 4 ヴォルネイ 1er cru サントノ 2010  (良い年だけに、初めはやや硬かった。ポテンシャルは凄く、2006年を飲み終わった   後に良くなってきた。) 5 ヴォルネイ 1er cru シュヴレ 2007 マグナム  (今回の特筆すべきワインだった。   オフヴィンテージと言われる2007年だが、作り手が良いのか、マグナムが良いのか   個人的嗜好にはど真ん中の飲み頃だった)  料理 ◇オードブル  ウサギの低温ガランティーヌ
    ◇魚料理    サーモンのミーキュイ ホタテのソース
    ◇肉料理    アンデス豚バラ肉と仔羊のスペアリブのカスレ
    ◇〆カレー   あめ色玉ねぎの赤ワインカレー
    ◇デザート   アールグレイのクレームブリュレ リンゴのアイスと             シャトーローレリー(モンラヴェル)のリンゴのコンポート添え
 日時   2017年1月14日(土曜)18:00〜21:00  会費   料理   4500円       ワイン  7500円       合計   12000円(税込)             ☆お疲れ様でした。